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COLUMNコラム

2022.07.07針葉樹合板の特徴について

針葉樹といえばまずその木目(年輪)。
はっきりとした美しい木目と素朴な質感が特徴です。

住宅の見えない構造部分で使用する素材なのですが、最近ではその無骨な見た目が逆に人気となって、壁の仕上げ材などに使われることも出てきました。

 

針葉樹の特徴

 『節』

写真のような節(フシ)があります。
凹みのある節が入ることもあります。

 『割れ・へこみ・傷』

先にも記したとおり、針葉樹合板は構造材ですので、ラワンベニヤと違い表面の仕上がりが違い、表面に割れやへこみや傷がある場合があります。
構造用の合板は、主に強度を補う役目を担っているため、表面の見た目は重視されず、割れやへこみや傷などがある場合も表面の処理がされておりません。
弊社は、製造の仕上げ工程にて丁寧にサンダー処理をしておりますが、そういった部分が残っている場合があります。
傷などがあっても合板は何層にもなっている為、強度には問題はありませんが、天然の素材の特徴として、お付き合いいただければと思います。

 『夏目部分の柔らかさ』

針葉樹は成長が早いため繊維が粗く、特に夏目部分(木目の白い部分)は冬目部分(木目の薄茶い部分)と違い加工の段階や仕上げの段階にて、角部分が木目に沿って欠けることがあります。
強度や使用に問題ない場合は、そのままにしております。
ひとつひとつ丁寧に、機械での加工や手作業でのサンダー仕上げをしておりますが、樹脂などと異なり自然の素材を使用しているためご了承ください。

 『品質表示スタンプ』

針葉樹合板の1枚1枚に押されている、品質を示すスタンプがある場合があります。
仕上げのサンダー仕上げの際に多少見えなくなりますが、薄っすら残っている場合がありますのでご了承下さい。
弊社では、JAS基準に沿った国産の針葉樹合板を使用しています。

 

針葉樹合板の特徴をご理解いただき、弊社のギア達と仲良く末永くおつきあいいただければと思っております。